INTERVIEW:Natsuki Miya

「嫌なことは消去法、大切なのは刺激を受けて成長し続けること」

2009年に高校卒業後単身でNYへ渡米し、わずか2年でアーティストビザを取得。2013年に拠点をNYからLAに移し、Beyonce, Usher, Ne-Yo, Lady Gaga, Pharrell Williams, Justin Timberlake等といった数々の大物アーティストのダンサーとして大活躍をしてきた売れっ子ダンサーのNatsuki Miyaさん。LAにいらっしゃる時は、よく金曜日にMovement LifestyleでHeelsのクラスを2レッスン続けて代行しています。これから、2017年TLCワールドツアーに旅立つというお忙しい中お時間を作って頂き、インタビューが実現しました。

–どのような流れで渡米を決意しましたか?

高校生になった辺りから将来について真剣に考え始めたものの、自分の好きな事や夢が将来どのように繋がっていくのかが分からず、はっきり出来ないことがとてもストレスでした。高校生時代は毎日のように色々な事を考えては悩んでいる日々でしたね。高校二年生の終わり頃、ダンスレッスン後にたまたま立ち寄ったドン・キホーテのテレビで流れていた浜崎あゆみのツアー映像を見た時、”これだ!”って衝撃が走り、ああゆう刺激的な華やかで大きなステージに立っていたい、彼らのように多くの人々に笑顔や感動を届ける人になりたい!というはっきりした目標が見えたのを今でも覚えています。これがきっかけとなり、もっと大きな世界を見てみたい、人とは違う道を進み世界というものを知りたい、アメリカという世界一の国に行って自分を進化させたい!という好奇心と、NYは世界の都市と言われているし、ダンスもできるという理由で渡米を決断しました。

–NYでどう過ごしたか教えてください。

9ヶ月間、語学学校に通いました。その間にBDCのプログラムを知って語学学校を辞めた後に11ヶ月間BDCの留学生プログラムを受けました。その後はDana Fogliaのカンパニーメンバーとしてトレーニングを受け、沢山showに出演しました。

–渡米後たったの2年でアーティストビザが取れたというのは、とてもすごいですね!どうやってビザが取れましたか?

BDCのプログラムに参加しただけでは、ビザは取得できません。私の場合はDana Fogliaのカンパニーのメインメンバーとして沢山のShowに出ていた事、そしてそこから多くの人々に出会いサポートしてもらった結果ビザを取る事が出来ました。

–ダンスのトレーニング経歴を教えてください。

小学生の時6年間ジャズダンスを習い、中学ではダンスを辞めバスケットボールや陸上競技をしていました。高校生でまたダンスに夢中になり、学校の創作ダンス部に入り部活動をメインに日々作品作りをしていました。毎日のように部活があったのでそこまでスタジオ通いが出来なかったけれど、 校外ではミドルスクール寄りのヒップホップレッスンを受けていました。NYではBDCの留学生プログラムの中で毎日色々なジャンルのレッスンを受けていました。このNYのダンス漬け時代がダンサーとして一番成長した時期ですね。後にDana Fogliaのカンパニーに入り、Danaの元でトレーニングを重ねました。LAでは定期的に決まったレッスンは受けられていないれけど、ダンサー友達のクラスを受けたり、振付師のWSを受けたり、フリースタイルのトレーニングやコレオグラフィーを作るなどしています。時間があったら受けたいのはKevin Maherのレッスンです。

–Natsukiさんのダンスに大きな影響を与えたDana Fogliaとの出会いについて教えてください。

BDCでDanaのレッスンは受けていなかったのですが、当時よく受けていたSheryl Murakamiのクラスでピックされて踊っていたのをDanaが見ていて、クラス後に彼女が”あなたの踊りすごい好き!”と声をかけてくれたのが出会いのきっかけです。そこから彼女の誘いでクラスを受けるようになり、クラスのアシスタントをするようになり、その後カンパニーに入りました。Danaの元でトレーニングをし、カンパニーのShowに沢山出演したから今の私があります。プロダンサーとして人間として今の自分にある半分以上はDanaから学んだものです。本当に感謝しています。

–今後の夢を教えてください。

プロになる前から持っているダンサーとして叶えたい夢の一つは、スーパーボールのハーフタイムshowで踊る事。アメリカ一大きな、一年に一度しかないステージ。毎年国から選び抜かれたアーティストが何ヶ月もかけて作り上げるその一回限りのステージに立つ事。アーティト達が夢みるステージであり、自分の大きな夢でもあります。
ただ夢に執着しすぎて、そこに辿り着きたいがために視野が狭くなったり焦って自分を追い込んでしまうことがないように心がけています。日々の小さな目標に向かって成長していく過程で数々の”夢”と言えるものに繋がっていったので。そしてそこからまた新たな目標が生まれて、新たな道(夢)ができていくのかなと。常に刺激をもらって成長し続けたいというのが私の夢です。

–ダンス以外に好きなことは何ですか?

習字とファッションです!習字には支えられてきました。落ち込んだ時は習字で詩を書くことで乗り越えてきました。

–NatsukiさんのファッションはLADLも注目しています!どんな所でお買い物をしますか?

私はあまり高いものは買いませんよー。古着屋だったり、$1マーケットだったりモールやデパートなども行きます。ビビッときたものをいつも買うだけで、特にブランドものに興味があるわけでもないですね。(笑)とりあえず、LAにいても、ツアーや仕事で海外にいっても、空いた時間は常に色々なところを歩いてショッピングしています。

–ダンサーとして活躍するのにトレーニング以外で必要なことはありますか?

髪型がキーポイント!怪我をして1ヶ月ちょっと踊れなかった時に落ち込んでいて、気分転換にと突発的に髪の毛に金髪のカラーを入れたんです。そうしたら、短い黒髪だった頃に比べたらどんどん仕事が入るようになりました。ダンスが上手いだけじゃなかなか成功するのは難しいんです。今の時代上手い人なんて一杯いますからね。外見、つまり体型や髪型、雰囲気やファッションって働く為にはとても大切な要素の一つになります。髪型を奇抜にすればとかじゃなくて、自分の雰囲気や性格にマッチするような髪型に出会い、そこから自信がもっとついた事でオーディションでも目立つようになって仕事が増えたんだと思います。あとは、私はアメリカではかなり身長が低いので(158cmです。)、どんな現場に行っても他のダンサー達より小さいくて小柄になってしまいます。健康的で少しでも大きく強く見える様にしっかり食べて、work outして筋肉をつける様に心がけています。

–最後に、プロダンサーを目指すダンサーへの方々へのメッセージをお願いします。

目標や、本当にやりたい事を見つけて、そのビジョンから目を離さないように!情報で溢れている時代なので、なかなか難しいけれど。人の進んだ道を追いかけるのではなく、自分の心を信じて自分の道をひたすら冒険していればいつか自分の行きたかった所に辿りつけるはず!

インタビューを終えて…

おしゃれで笑顔が素敵なNatsukiさんは、とてもしっかりしていて自分のことをよくわかっている方だなという印象を受けました。そんなNatsukiさんのモットーは「嫌なことは消去法、大切なのは刺激を受けて成長し続けること」

また、一日一日できることを大切にしているのが伝わってきました。夢ばかり大きくて実際にその夢にたどり着くために毎日着実に努力をしている人って少ないと思うんです。(自分も含めて…苦笑)Natsukiさんは、毎日朝起きて今日は何をしたら成長できるかな?と考えるそうです。でもそれは、誰々のレッスンを受けなきゃ!というダンサーとして直接的な答えではなく、心が歪んでいるから海に行くぞ!とか、身体のケアの為にヨガを受けに行くぞ!とか、ちょっと最近刺激が足りないな〜、刺激を受けたいから出かけよう!という感じだそうです。とても素敵ですよね。これからのご活躍を楽しみにしています。そして、これから先LADLと沢山LINKさせて頂くので、皆さん楽しみにしていて下さいね!

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